【プロの視点】第2回『太陽光発電投資のリスクと出力抑制について』

投資家の皆さまから日々いただく疑問やご質問に太陽光投資のプロが答えるシリーズ『プロの視点』ですが、前回のコラム公開後、おかげさまで多くの反響をいただきました。今回のテーマは引き続き皆さまからの関心の高い「太陽光投資のリスク」と「出力抑制」についてお話させていただきます。

皆さまが投資物件を選ぶ際の一つの参考になればと思いますので、最後までお読みいただければ幸いです!

※本コラムは個人の感想であり、内容を保証するものではありません。

災害よりも人的リスクの方が大きい

太陽光投資においては、災害などによるリスクよりも人的なリスクの方が大きいと考えています。

中でも大事だと思うのは草刈りをちゃんとすること。太陽光発電はメンテナンスフリーではないので、草刈りや電気点検を一年に一回くらいは最低やることが、長期的な安定運用に繋がります。それを怠る「人の怠慢」が一番のリスクだと考えています。自然災害などは通常保険をかけていますから、そこまでリスクだとは考えていません。

ご自宅に近い物件を購入される方が多いですが、実際に物件を見に行くかというと、1回見に行くかどうか。ほとんどの方が購入後に「放置」しているのが実情です。自分でメンテナンスをするのであれば、せめて草刈りは定期的にしましょう。

電気的なトラブルは素人には分からない

問題は、草刈り程度であればご自身で出来るかもしれませんが、電気的なトラブルが起きたときに素人が見に行ったところで原因は分からないことです。例えば「パワコンが止まっちゃいました」というときに素人が行ったところで、ブレーカーが落ちているかどうかすらも分からないかと思います。何が起きてるかも分からないわけですから、トラブルがあったときに近くに住んでいても全く意味がありません。

太陽光業者の間でも自社物件のメンテナンスは外注するのが当たり前という風潮がある中で、素人が自分でメンテナンスしようというのには限界があります。ですので、結論、メンテナンスは専門業者に任せた方がいいかと思います。メンテナンス業者を利用するのであれば、物件の場所もあまり関係ないということです。

出力抑制エリアであっても、日照が良い事のほうが大事

出力抑制に関しては、抑制がかかるとしても高圧からだろうと言われてます。特に低圧の太陽光は、抑制対象の中でも一番最後だと思ってますので、これからどんどん原発を動かさない限りは基本的には起こらないと個人的には思っています。

抑制に関しては抑制保険をつければリスクヘッジは出来ますし、最悪抑制保険に入っていなかったとしても直近で起こることはまずないでしょう。ですので、九州とか無制限抑制エリアでも、それほど恐れる必要はないかと思います。

購入した物件が抑制されないに越したことはありませんが、現状を踏まえれば個人的には例え抑制エリアであったとしても、日照が良いところでやったほうがいいと思っています。逆に抑制の無いエリアでも、日照がそれほど良くなければ買う意味はあまりないかと。前回のメルマガでもお伝えしたように、太陽光投資は日照がすべてだと思っています。

プロフィール

浅野 瑞基(あさの みずき)
株式会社メディオテック 取締役

株式会社メディオテック営業部門最年少部長として、太陽光発電の投資物件や購入後の運用サポート体制についても精通。また、自身も太陽光発電所オーナーであるため販売業者側、投資家側両方の視点から考え、判断することができる。
「お客様に対しては嘘をつかず、本音を包み隠さずお伝えすることによって、信頼が生まれると思っています。お客様にとって答えやすい質問から徐々に掘り下げていくことによって、おのずと課題が抽出されてきます」
という言葉通り、親身にお客様の相談にのることから、投資家様の厚い信頼を得ている。

編集後記

まだまだ太陽光投資について聞きたいこと、知りたいことが沢山あるかと思いますが、皆さまからお問い合わせいただくもので多いものから順次シリーズにてお伝えしていけたらと思います。

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