【プロの視点】第4回『太陽光投資〜20年間の長期運用にあたり重要な3つのポイント〜』

投資家の皆さまから日々いただく疑問やご質問に太陽光投資のプロが答えるシリーズ『プロの視点』ですが、今回は太陽光発電のメンテナンスサービス(O&M)『はつでん管理人』を提供する株式会社グッドフェローズの木村寛氏をお招きして、『太陽光投資〜20年間の長期運用にあたり重要な3つのポイント〜』というテーマで語っていただきました。

既に太陽光投資を始められている方も、これから始められる方も必読の内容となっておりますので、最後までお読みいただければ幸いです!

※本コラムは個人の感想であり、内容を保証するものではありません。

ポイント① 販売会社選び

こんにちは。太陽光発電のメンテナンスサービス「はつでん管理人」を提供している株式会社グッドフェローズの木村です。

今回『太陽光投資〜20年間の長期運用にあたり重要な3つのポイント』というテーマでお話をさせていただきます。

早速ポイント①ですが、まずはなんといっても「どこから投資物件を購入するか」。つまり販売会社選びが大事だと考えています。

全国にはたくさんの太陽光投資物件を販売する会社があって、数人でやっているような小規模な会社から、数百人規模の社員を抱えているような会社まで大小様々あります。

小さな会社から購入するメリットとして、従業員が少ないため間接コストやバックヤードのコストが比較的抑えやすく、安い販売価格、良い利回りで契約できるケースが多いことが挙げられます。

一方で、太陽光は20年の投資になりますので、今後太陽光業界がFITの下落に伴いシュリンクしていくにつれて、撤退や倒産をする会社も増えていくことが想定されます。ですので小さな会社でも、事業の柱が複数あるとか、創業10年、20年とやってきた会社かどうかをきちんと見極めることが重要です。

心配性の方なら、多少利回りが下がっても、数十人、数百人規模で社員を抱えている会社から購入するのが安心です。できるだけ長期的にお付き合いできる会社から購入されることをお勧めします。

運用が始まってからは、販売店とどのような接点があるのか

正常に発電所が稼動している間は特段連絡を取ることはないかと思いますが、有事の際、例えばパワコンが止まったなど、発電所になにかしらのトラブルが発生したときにはなかなか個人で解決するのは難しいかと思いますので、物件を購入した販売店にまずは連絡をすることになると思います。
その際に、きちんと対応をしてくれる販売会社であれば良いのですが、売り切り型の営業をしているような会社だったり、そもそも会社が倒産しちゃってますと何もサポートが受けられず「メンテナンス難民」になりかねません。

ちょっとした発電量の低下があったときに気軽にも相談が出来る先があることはなにより心強いですし、そういう意味でも購入した先の会社が購入後、問い合わせてもあまり取り合ってくれないようでしたらメンテナンスに入られることを強くお勧めします。

ポイント② メンテナンス会社選び

2つ目はメンテナンス会社選びです。

どことメンテナンス契約をするべきかについてですが、まずなにより大切なことはサービスの中身をしっかりと見ることです。

定期点検は年に何回あるのか。目視だけなのか、はたまた電気点検もあるのか。緊急対応は?など、会社によって提供するサービス内容は異なりますので、きちんと比較してみてください。

メンテナンス専門会社と販売会社のサービスの違い

太陽光発電は基本毎日発電するものですので、いつ何が起きるかわかりません。
そういう点においては、監視サービスを365日、土日祝日含めて対応している会社と契約することをお勧めします。土日祝日が休みの会社だと年のうち3分の1は監視していない状況になってしまいます。

また、金曜日、土曜日に何かあっても週明けの対応になるなど、対応のスピード感もまったく変わってきます。「365日対応」「緊急対応」の体制を持っている会社と契約することで、平日・土日関係なく速やかに対応してもらえるので売電ロスが最小限に抑えられます。太陽光メンテナンスの専門業者であれば、「365日対応」「緊急対応」は基本的にどこの会社も抑えているかと思います。

ただ、専門業者でなくても、販売会社でメンテナンスに注力している会社も中にはありますので、契約をする前にそのあたりの体制をきちんと確認されると良いでしょう。

ポイント③ キャッシュフロー

3つ目は収支と支出のバランスです。

太陽光発電投資を「土地商品だから買ってあとは寝かせておくだけで良い」と思っている人は少なくありません。太陽光も「投資商品」ですので、買ってお終いではなく、その後きちんと運用をし、収支と支出のバランスをしっかりと見る必要があります。

収支が悪かった月や年があった場合も、すべて天候のせいにはせず、きちんとシミュレーション値と比較して、もし発電量が低かったりしたらすぐに販売会社やメンテナンス会社に相談し、放置しないことが大切です。

太陽光発電の運用とは具体的に何をすればいいのか

メンテナンス契約をしていない方も、遠隔監視システムは必須アイテムです。太陽光の運用の基本は、遠隔監視システムを毎日確認することです。

遠隔監視システムとは?

遠隔監視システムとは、その名の通り、遠隔地にある発電所の発電状況を、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのさまざまな機器から、いつでもどこでも、確認することができる機器のこと。発電低下などトラブルの早期発見による売電ロスの軽減をサポートします。

毎月の売電明細は当月分が翌月末に届きますので、もし遠隔監視システムを入れずに売電明細しか見ていない場合、何かトラブルが起きていたときに気付くのが最大2ヶ月近く先になる可能性があります。もちろん、その間の発電しなかった分の売電収入は得られず、すべて「売電ロス」になります。

太陽光投資の運用において、トラブルの早期発見は極めて重要といえるでしょう。

なお、遠隔監視システムで計測される発電量は実際の数値と前後数%のずれがありますので、発電量だけでなく、毎月の売電明細をきちんと確認し、記録されることをお勧めします。日々のデータをCSVでダウンロードし、パソコンなどに保存しておくとさらに安心です。

現在市場には各社の様々な遠隔監視システムが出回っていますが、もしその会社がつぶれてしまうと、一般的に購入された遠隔監視システムは使えなくなくなってしまいます。

ですので、遠隔監視システムを選ぶ際には、物件と同様、20年間安心できる会社のシステムを選ぶことが重要です。

プロフィール

木村 寛(きむら ひろし)
株式会社グッドフェローズ メンテナンス事業部
2014年グッドフェローズ入社。
同年、O&Mサービス「はつでん管理人」のサービス開発段階より参加し2015年の事業部化から専任営業となる。営業活動の他、O&Mセミナーや個別相談会を通しこれまで延べ500区画以上の契約を獲得している。

『はつでん管理人』について

はつでん管理人は、株式会社グッドフェローズが提供する業界最大級の太陽光発電システムの保守管理に特化したメンテナンスサービス。低圧から特別高圧まで、全国の太陽光メンテナンス保守実績は80メガ以上!全国・365日対応しており、1,000人体制の運用保守ネットワークにより、沖縄・離島を除く全ての地域に高品質なサービス提供しています。

▼『はつでん管理人』について、詳しくはホームページをご確認ください。
太陽光発電のメンテナンス・保守管理・改正FIT法に対応「はつでん管理人」

編集後記

いかがでしたでしょうか?
今回のコラムが皆さまの販売会社、メンテナンス会社選び、そして安定運用の一助になれば幸いです。LINE@でも随時コラムを配信していますので、まだご登録がお済みでない方はぜひご登録ください。

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