人生100年時代、老後資金不足2000万円…はじめての投資を成功させるための基礎知識

社会人になって資産を持つようになると、「投資ってなんだろう?始めた方がいいのかな?」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか。でも「リスクがあって賭けごとみたい」「興味はあるけど、それほどお金の余裕はない」「仕組みの勉強が難しそう」と不安な面も多いかもしれません。

それもそのはず、投資は自分のお金を使って資産を増やすことなので、成功を信じ込んで手当たり次第に資金を投入するわけにはいきません。知識をつけ、自分で納得して始めることが大切です。

というわけで今回は太陽光発電投資を中心にご紹介している当サイトで、今まで投資をしたことのない方向けに投資の仕組みや基礎知識についてやさしくご紹介します。

また現在実際に投資を行なっている方も、改めて「投資とは何か」考えると明確に言い表すのは難しいかもしれません。今更聞けない投資の仕組みについて、おさらいする意味でぜひご覧ください。

そもそも投資ってなに?

投資とは、「将来それ以上の利益となることを期待してお金を投じる行為」のことです。ただし短期的に自らの利益を増やすことだけを目的とするのではなく、その本質として「資産を投入する対象が長期的に見て成長するよう出資する」のが投資であると言われています。

文字で見ると少し難しいので、投資のフローを簡単な例で示します。

  1. Aさんが「Z株式会社」の株式を購入
  2. 「Z株式会社」の株の価値が上昇
  3. 「Z株式会社」はより多くの人から株を持ちたいと思われていることになるため
  4. 「Z株式会社」に対する期待や人気が数字となってあらわれる
  5. 「Z株式会社」の株価が上昇したため
  6. 「Z株式会社」企業の成長につながる(例:金融機関の信頼が高まるなど)
  7. Aさんが得られる売却益や配当金も増える
  8. 「Z株式会社」とAさん双方のメリットが生まれる

投資は基本的にこのような流れでできていて、その大きな特徴として双方に利益が生まれる形となっていることが挙げられます。

投機・ギャンブルとの違い

これと比べて投機というのは投資家の利益のみを考慮した手法と言えます。先ほどのように株式で例えると、株価が安くなったら買い、高くなれば売るという短期的な値動きによる利益を見込んで株を売買するため、長期的な企業の成長は直接関係ありません。

ギャンブルの場合は胴元という場の主催者がいて、場所代など高額な手数料を取られます。そして手数料や胴元の利益を差し引いた残りを参加者同士で争う仕組みです。利益を得られるかどうかも完全に運によるもので、投資のような双方のメリットはありません。また往々にして日本では多くが法律で禁止されています。

公的ギャンブルとして、競輪、競馬、競艇などもありますが、これも分析以上に運に依存するところが強く、射幸心を煽られる内容のものが多いです。とても資産形成には向いているものではありません。

投資で得られる利益の種類

投資の本質について学んだところで、投資によって得られる利益の種類をご紹介します。

投資によって得られる利益はキャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。

キャピタルゲインは資産の値動きによる売買額の差によって収益を得るものです。一度に大きな額を手に入れられる可能性がありますが、必ず収益を得られるわけではなく損失(キャピタルロス)を生む可能性もあります。

インカムゲインは資産を保有していることで定期的に得られる収入のことで、1度に高額な利益を生む可能性は低いものの大きなリスクを取らずに安定的なリターン(収益)を得ることができます。
このように収益の仕組みについても資産によって様々なので、投資を始める際は目的にあった収益を得られるかどうか調べることが大事です。

【キャピタルゲインを得られる資産の例】
株式・債券などの有価証券、土地、建物、絵画

【インカムゲインを得られる資産の例】
預金の利子、株式の配当金、不動産・太陽光発電所の運用

リスクについて

「リスク」と聞くと一般的には「危険」という意味で使われると思いますが、資産運用におけるリスクは意味合いが少し違います。この場合のリスクはプラスやマイナスも含めたリターン(収益)の変動幅のことをいいます。

変動幅が大きければ大きいほど収益も損失も大きくなる可能性があり(ハイリスクハイリターン)、変動幅が小さければ小さいほど収益も損失も小さい(ローリスクローリターン)ということです。

投資家からすればローリスクハイリターンな投資商品が最も魅力的ですが、リスクとリターンの関係は表裏一体なのでそうはいかないのが投資の難しくも面白いところです。太陽光発電投資はそんななかでも「ローリスクミドルリターン」と呼ばれています。

投資のタイミングはいつがいい?

投資に関して収益の種類やリスクについてある程度わかったものの、自分が今投資をすべきなのかどうかがわからないという悩みもあると思います。ここでは投資をするきっかけになりうる状況について2つご紹介します。

下に2つの事例をご紹介しますが、一般的に投資を始めるベストタイミングはないと言われています。例えば株式の場合は株が大暴落したタイミングで購入できればベストかもしれませんが、どの時点で谷底になるかは時間が経過しないとわかりません。

「思い立ったが吉日」という言葉のように、自分のライフプランや資産運用について考えていく中で、投資が気になった段階でまずは少額から始めてみることをおすすめします。

①インフレになっているとき

インフレになり資産が目減りしている状態になった場合、現金で所有していた資産で投資するという考え方があります。

【資産の「目減り」とは】
例えばAさんが現金500万円を所有しているとします。このまま銀行に10年間預けていると、金利分だけ利益が生まれることになります。
[資産(現金)]500万→10年後は500万×金利

ところがこの10年間でインフレになり、現金の価値が下がったとします。
すると10年前に500万円で販売されていた車は値上がりします。
[車の値段]500万→10年後は500万×物価上昇率

物価上昇率が金利の利率を上回った場合、10年後自分が所有している預金では車を購入できなくなっていることになります。
この状態のときに資産が「目減り」したということになります。

この「目減り」を防ぐインフレ対策として投資が挙げられます。「資産を現金で持っていれば絶対に減ることはない」という考え方もありますが、市場におけるお金の価値も常に変動していることを忘れてはいけません。

②老後の資産に不安を感じたとき

平均寿命が伸び100歳まで生きることも夢ではなくなった近年ですが、金融庁は2019年5月22日に資産寿命について初めての指針案(金融審議会市場ワーキング・グループ 「高齢社会における資産形成・管理」報告書(案))を発表しました。

その内容は、簡単に言うと「人生100年時代に向け国民1人1人が自分たちの資産を運用し自助をする必要がある」というもの。「2,000万円赤字」という言葉だけが先行し、SNSなどで年金制度に対する批判の声もあった今回の指針案ですが、長く生きるに当たって自分で主体的に資産を守る・作ることは必須の時代となってきています。

こういった時代の流れもあることから、現代の日本において投資が一般家庭においても人生を豊かにするための資産を増やす1つの手段になりつつあるのです。今回の金融庁の発表を機に投資を始めてみても良いかもしれません。

はじめての投資を成功させるには

さあ投資を始めよう!とその前に、基本的な失敗を防ぐ方法をいくつか知っておいた方が安心です。利益の生み方は様々ですが、大きな損失を生まないために大切なことがいくつかあります。最後にそちらを2つご紹介します。

①長期的な目で見る

投資を始めるとついつい短期的な利益を求めがちです。しかし株式など資産の短期的な値動きを正確に読み取ることはできないので、自分の資産を守りながら増やすためには長期的な目で見て運用することが大切です。

そのため資産の売買によって得るキャピタルゲインだけでなく、長期的に安定して収益を得られるインカムゲインも視野に入れ長期的な投資機会を見失わないことが重要と言えます。

②分散投資

1つの収入源に固執してしまうと失敗した時により大きな損失を生んでしまいます。したがって賃料収入や売電収入、給与所得に配当など様々な方法で収益を得られる方がリスク回避に繋がります。

具体的には資産・銘柄や地域、時期の分散などが可能です。投資対象を多様化させ「分散投資」を実現することで、仮に1つ失敗しても他の投資から得られる利益でカバーすることができます。

編集後記

今回は初心に帰って投資の仕組みや収益の種類など基礎知識を中心にお伝えしました。投資は難しく思われがちですが投機やギャンブルとは異なり長期的な資産運用のためにあるものなので、これを機にぜひ一度投資をしたことのない方も視野に入れていただけたら嬉しく思います。

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